ご挨拶

  長濱あかし会長

一般社団法人大阪府訪問看護ステーション協会

会長 長濱あかし

訪問看護・訪問リハビリテーションの力で健康な社会の実現を

 

 皆様に日ごろからの当会活動に対するご多分なご理解とご協力を頂けております事に、心より感謝を申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症対応においては、健康観察、陽性者への訪問看護にご尽力をいただきありがとうございます。2021年7月に始まった健康観察事業も5月14日に終了いたしましたが、この間、合計11,304名に、延べ13,259人の訪問看護師が対応いたしました。まさしく地域を守る看護師として、多くの府民の命と暮らしを支えた行動であったと思います。この場を借りて、深く感謝と敬意を表します。

 

 大阪府下の訪問看護ステーションは、増加傾向ですが休廃止数が多い現状があります。訪問看護事業継続のため、従事者教育・運営強化・人材確保等への支援が重要だと考えます。また、2024年には、診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬の改定が控えており、訪問看護の評価が明らかとなります。1992年、医療保険で、週3日を上限として始まった訪問看護ですが、30年の間、現場からの声で大きく報酬拡大してきました。実績を作り、正当評価として認めていただき、ご利用者が使いやすい訪問看護制度とするために、声を上げ続けなければなりません。

 

 さて、今年度からの事業計画ですが、社会課題であるSDGsを本会の事業計画と紐づけしました。従事者のSDGsに対する関心と行動を喚起し、訪問看護・リハビリテーションの力で健康な社会を実現することに努めてまいりましょう。ぜひとも皆様の事業所におかれましても、SDGsへの関心を高めていただければ幸いです。
 これらを踏まえ、今年度より「地域連携で全世代の命と暮らしを支え続ける訪問看護」をスローガンに掲げました。関連団体とのさらなる連携強化で事業を進めます。

 

 当会の活動は、会員の皆様のため、そしてその先にいる地域の皆様のため。
会長としてはまだまだ未熟な部分も多々ありますが、役員の皆様と協力し、一丸となって今年度も協会運営に尽力していく所存です。

 どうぞ引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 

 

 

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