
一般社団法人 大阪府訪問看護ステーション協会
会 長 長濱 あかし
2026年度定時総会を終えて
このたび開催いたしました2026年度定時総会において、引き続き会長を務めさせていただくこととなりました。重責に身の引き締まる思いであるとともに、会員の皆さまをはじめ、関係機関の皆さまのお力添えをいただきながら、大阪府の訪問看護のさらなる発展に努めてまいります。
現在、訪問看護を取り巻く環境は大きく変化しています。利用者ニーズの多様化や人材確保、事業運営への対応に加え、診療報酬・介護報酬改定への対応など、訪問看護ステーションが抱える課題はますます複雑になっています。また、カスタマーハラスメントや暴力行為への対応など、安心して在宅ケアを提供できる環境づくりも重要な課題です。協会として、現場の声を行政や関係団体へ届け、より良い制度や環境整備につながるよう取り組んでまいります。
一方で、協会運営においても、役員や委員の担い手の確保が難しくなってきています。そのため本年度は、持続可能な組織運営を目指し、役員体制の見直しを行いました。限られた人材の中でも必要な活動を着実に継続し、会員の皆さまにとってより身近で信頼される協会であり続けたいと考えています。
訪問看護は、利用者一人ひとりの暮らしや人生に寄り添い、その人らしい生活を支える大切な役割を担っています。最近放送されているNHK連続テレビ小説「風、薫る」に描かれるナイチンゲール精神に触れるたび、看護の原点を改めて感じています。その思いを大切にしながら、教育・人材育成、地域連携、災害対策など、協会の活動を着実に進めてまいります。
協会の理念である「地域連携で全世代の命と暮らしを支え続ける訪問看護」の実現に向け、会員の皆さまをはじめ、行政や関係団体の皆さまと力を合わせながら、大阪の訪問看護のさらなる発展に取り組んでまいります。今後とも、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2026年7月
